哲学


「哲学」のダイジェスト本を読んでるんだけれど、デカルトの項目を読む。有名な言葉、「我思う、故に我あり」なのだが、
人の心は、例えば胃が調子悪いと、心も調子悪くなる。「心」は、独立した何かではなく、「肉体」という物質に影響され
るもの。僕は、自分の肉体、全細胞で自分の「心」ができているのだと思う。また、そのすべての細胞は、環境、食べ物、
などの自然、宇宙の運動に影響を受ける。結局、自分の「心」は、自然、宇宙という外的環境と繋がっている、と思うのです。

「環境あり、故に我の心あり」なのでは?

人間は、自然の一部。その一人一人が国家の一細胞で、その国家が集まって世界が構成される。個人の健康、主に「食環境」
を改善することが、個人の健康を守り、国家を健全に導き、世界を寛容性のある健全で一つの平和へ導くとは、マクロビの
弁証法的哲学。

また、カントは、物理学で理解できる自然現象などと、「神」とか「霊界」「天国」などの、形而上学的、見えない、知覚で
きない事は、信仰の対象にとどめ、日常分けて考えるべきだと述べた。また、巨大な山や宇宙や例えば台風などの強力な自現
象を目の前にすると、人は「崇高の念」を覚え日常を超えた、「自分の大きな使命」に気がつくという。

人は、この世に生まれ、それぞれのミッションに就く。ある人は教師、ある人は警察官、ある人は芸術家、ある人はサラリー
マンなどそれぞれのミッションを持って、この世に生まれてくるのだと思う。そのミッションは、導かれるべきもので、例えば
イチロー選手が将棋をやってもチンプンカンプンだと思う。イチロー選手は、「野球選手」が一番能力が発揮できるミッション
なのだと思う。ちょうど、体の同じ遺伝子を持つそれぞれの細胞が、それぞれの部位で、それぞれの働きをする様に。

2022/8/8

加藤 K記