コロナウィルスが告げたもの

20世期、人間の大移動の時代だった。飛行機、新幹線。20世期の人々の労働のおかげで、
イノベーションを重ね、ネット社会、キャッシュレス社会、コンピューターがどの家庭でもある
時代になった。コロナウィルスは、「もう必要以上に移動しなくてもいいのだよ!満員電車
もおさらば、だよ」と、文明の次の段階を告げているのかもしれない。せっかく作り上げた
ネット社会やPCで、必要以上の移動、紙の浪費とはおさらばしたほうがいいのかも。
僕は、ギャラリーをやっていて、DM(紙)を浪費している気がする。いただいた、高級な紙の束
も(DM、フライヤー)も会期が過ぎればゴミ箱へ。これに少し罪の意識を感じる。これらの紙
がトイレットペーパーになればいいのに。コロナ騒動がひと段落したら、DMという 習慣はなくなり、
ネットでの情報発信にシフトする時代になるような?!郵便屋さんが、ガソリンを使って届ける
こともなくなるような。人間が必要以上に移動しない、ガソリンを使わない、紙資源の浪費をしな
い、そんな次の時代、価値観をコロナウィルスは告げているのかもしれない。イロイロ浪費して
作り上げて出来たテクノロジーで、人類がもっとスマートに生きられる、自然と共存できる時代、
経済、価値観の大転換はもうすぐかも。

2020年 3月4日  加藤 K記