ある人にはある、またある人にはない「スター性」。同じ二人が、同じくらい努力して
も「スター」になれる人と、なれない人がいる。というか、生まれた時点で、障がい児
として生まれるか、健康児として生まれるか?という理不尽なハンディーがある。
こ
れは、インドのカルマ思想を持ち出すと、ラッキーな運勢に生まれるか、
アンラ
ッキ
ーな運勢に生まれるかは、前世の貯金・借金があるかないか?ということだろうか?
この世の中、万人がスターになれるわけではない。ここで、一番大切なことは、
自分
がどんなポジションでも、文句言わず、自分のできる最大の努力をする
こと
だと思
う。野球でも、ピッチャーみたいな「スター」性のあるポジション、外野手の
ような ポ
ジション、どれが欠けても、ゲームは成り立たない。病気のポジションの人は、
病魔
と闘
うことが輝きであり
、健康な人は、自分のポジションに不平を言わず、与えら
れたミッションを、精一杯努力することが輝きで、それぞれのポジションで頑張る人は
結局、皆「スター」なのだと思う。
2016年 深秋 加藤 K記