ポップアート

アンディーウォーホルの革命的新しさは、現代文明の「複製する」という
行為をパロディーとして見せたところだった。

元来、人間は、また動物植物的「種」は、セックスによって自分の複製を作る。
人間が、十人並んで、同じ服装をすれば、それは、まったく新しい
「ポップアート」が誕生するのではないか?

ウォーホル以降、現代美術に大きな流れがなかったのは、彼の
「複製」というテーマが、人間究極のテーマだったからではないだろうか?



2011年6月3日 加藤 K記