我々、常人が認識できない黄泉の国。現代人は、五感で認識できないものは、無い、科学的では
無いと言う。しかし、フェフィナーが言うように、「死」とは、霊界に生まれる事とのこと。あ
る人は、死者とは、「不在」ではなく「 見えない」のであって、我々常人では認識できない世界
がこの世には共存している。「死別」とは悲しいことだが、いずれ、自分が黄泉の国に行った時
は、人間界で一旦別れた魂にも再会できるのだと思う。ただ、霊界に行った魂は、人間界に直接
干渉できないとのこと。50代半ばになって、だんだん死生観が変わってきた。死んだ後も、世界
は続くそんなことに気がつき始めた。また、神仏やご先祖様への礼儀も、見えないからと言って
蔑ろにしてはいけないのかも。