未来志向の経済
自分が今まで使ってきた化石燃料。50代半ばになるまで、飛行機に乗り、車に乗
り、大いに石油文明を謳歌してきた。申し訳なく思うのは、これからを生きる若
い世代の人々。夏は、外出できないくらいの灼熱地獄、今までにない規模の洪水、
台風。そんな環境にしてしまった世代の一員の自分。これからは、必要以上に車
を使わないようにしたい。冷房は、扇風機で凌げるようだったら、使用を控えた
い。本当に、今の若い人や、子供たち、動植物達に申し訳なく思う。自分の生き
ている間だけ環境が保てばいいという傲慢さを反省します。昔の人は、原発など
なくても十分暮らしていた、、。自分のこれからの行動や生活スタイルで、自分
の住む世界、未来は変わるのだと思う。また、そんなこと言うなら、インターネ
ットなどやめろ!と言われるかもしれないが、多くの犠牲で出来上がったこのメ
ディア、これからの地球で、よりスマートに人類が暮らせるツールなら、有効に
使っていきたい。何も、石油を使うな、と言っているわけではない。寒い冬、石
油ストーブは、何より暖かい。灼熱の中来られるお客様に、冷房のない店では申
し訳ない。必要に応じての適材適所の資源の使い方、足るを知る経済のあり方。
イノベーションを重ねてできた、最新のテクノロジー。これらのことは、我々人
類が、これからいかにスマートにこれからの地球に暮らしていくか?という未来
志向の経済のあり方、資源の使い方なのだと思う。2023年8月9日
加藤 K記