物価高
本来の物の値段に戻ったと感じる。着古した服も捨てない。まだ着られるのに、
捨ててしまい新しいのを買うという感覚は、「ものを大切にするという感覚」
が麻痺したものなのだろう。質素な食事、質素な生活。現代の消費社会が忘れ
た感覚。昔の人は、服を修繕して着つづけ、簡単には捨てなかった。また、
「飽食の時代」「食べ残し」という、戦後の異常な食習慣を反省する時が来た
のかも。「資本主義経済」という異常な「消費」を反省して、日々の生活を
見直す機会なのかも。
2022年10月13日
加藤 K記