生きる意味
人はなぜ生きる?
人は、生まれると、親や大人の助けで成長し人間になる。
そして、自力で生きる時期が続き、やがて、老い、自分の子供や、医師、
看護人などの助けを借りて、死へと向かう。
人生は、苦しく長いマラソンだと思う。
生きることをやめることもできる。自殺がそうである。
しかし、人がなぜ生まれ、苦しい人生を歩まねばならないか?ということ
を考えると、簡単に自分をあやめることは出来ないはず。人は、寝ては、
起き、睡眠という休憩を取りながら、人生という苦しいマラソンで、魂を
鍛えるために、この世に生を受けるのだと思う。
途中でやめたら、またスタートからやり直しになるんだろう。
マラソンの途中で交通事故に遭う人もいる。不慮の事故、病気などがそう
だと思う。しかし、大切なのは、事故で、後遺症や、不治の病にかかって
も、最後まで、生を全うすることが、人間という段階から、次の段階に上
る条件なのでは?
生きることは、決して楽なことではないが、自分の自由
がきく範囲で誠一杯生ききることが大切なのだと思う。
人生の意味とは、始めに意味があるのではなくて、生きる努力、それ自体
が生きる意味で、1000人いれば、1000個の意味がそこに在るのだと思う。
平成23年12月21日 加藤 K