国際芸術祭あいち2025
『来るべき世界』は、今回の芸術祭のテーマとアドニスの詩に共鳴しつつ、終末と開花の間を横断します。愛知県という地域性、アドニスや手塚といった作家への参照、そして参加アーティストたちが共に示すのは、「灰と薔薇のあいまに」を掲げるこの芸術祭が、幅を持った考え方、有限なもの、そして中間にある状態を採り入れることによって、当然視されてきた位置づけやヒエラルキーを解きほぐせるということなのです。
足助ゴエンナーレ
かつて伊那街道中継地で物資運搬要所として栄えた足助。 今でも江戸時代中期から明治末までに建てられた建物が数多く残り、古い町並みの景観を保っています。伝統的建造物群保存地区、その中心地にあって現在空き家である元料亭『寿ゝ?家』を舞台にアートイベントを開催します。