夢(2)


今朝方、こんな夢をみた。
僕は、海外旅行のツアーの最中で、空港の土産物屋さ
んで物色していた。
商品のコーナーで、魅力的なプラモデルが並んでおり
あれもいいこれもいいと迷っていたら、一緒のツアー
の仲間が、「もう時間だよ、急ごうよー」と声かけて
きた。僕は、プラモデルに執着し「もうちょっと!」
って答えた。

しばらくして、気が付くと、辺りには、ツアーの仲間
は居なくなり、自分ひとりになっているのに気が付い
た。僕は、あわてて搭乗口に駆け寄った。
搭乗口では、一人ひとり、名前を呼ばれて、飛行機に
乗り込むところだった。
しかし、自分の呼ばれる番号は、もう過ぎており、慌
ててカウンターをみてみると、自分のチケットがあり
そこには、「再発行不可」というハンコウが押されてい
た。聞いてみると、一から、手続きしなおさなければ
再発行されないとのこと。しかも、事務員に聞いてみる
と手続きは、英語で行なわなければならないとの事だっ
た。
とてもむりだ〜と、青ざめた瞬間、これは夢であること
に気が付いた。

僕は、ベッドの上で一息ついて安堵した。
しかし、しばらくして頭をよぎったのは、現在の日本の
現実であった。
そう、震災、放射能問題に揺れている、現実。
それは、逃げようのな現実であった。

そして、僕はまたこう思った。
「これも夢ならばいいのに!」

しかし、一向に夢?!から覚める気配はない。

もうしばらく、この現実という夢で、自分を鍛える必要
があるのだよ、なんて神様がぼくにささやきかけている
のかもしれない。