昔の侍は、刀を身につけていた。護身用だと思うが、もし夫婦で居る時に暴漢に襲われたら、
迷わず刀をを抜いて闘うだろう。今、もし自分が、刀は持ってないにしろ、同じ状況になっ
たらどうするだろう。妻を守るために闘うか、あくまで非暴力を貫き、家族と共に殺される
か?妻が犯されるのを指をくわえてただ見ているか?この世は綺麗事では済まされない状況
があるものです。非暴力、無抵抗もいいですが、愛する人のために戦わなければならない状
況のとき、それを貫き通せるか?武術の歴史は、必要があって続いてきたのでしょう。

 


2020年11月15日

加藤 K記